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大河ドラマ『いだてん』に登場する天狗倶楽部・中沢臨川は中川村出身です!

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2019年NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』が始まりましたね。

大河ドラマとしては33年ぶりの近現代史。
2020年の東京オリンピックに向け、日本のオリンピックの歴史を楽しく勉強できたらいいですね。

 

大河ドラマといえば、2017年に放送された『おんな城主 直虎』では、許婚(いいなずけ)の亀之丞(かめのじょう)が10年間隠れ住んでいたという高森町の正源寺が紹介され話題になりました。

正源寺には一時期観光バスが乗り入れ、ちょっとした賑わいで盛り上がっていましたね。
地元ゆかりの歴史上の人物が大河ドラマで取り上げられるというのは、なかなかいいものだなぁ・・・なんて感じたものです。

 

そして、今年の『いだてん』でも、下伊那にゆかりの人物がいるんですよ!

 

◆とにかく熱い!スポーツ愛好会「天狗倶楽部」◆


天狗倶楽部(引用:Wikipedia)

「てんぐ、てんぐ、てんてんぐ~!ててんのぐ~!」
派手に踊り、上半身裸でビールをラッパ飲み!

明治時代に、こんなハチャメチャな集団がホントにいたのかと疑いたくなりますが、いたんです!ほんとに!
この応援歌も、すぐ服を脱ぐのも、酒豪も史実だそうで・・・^^;

 

明治の終わり頃、野球をこよなく愛する冒険・SF作家の押川春浪が立ち上げたスポーツ愛好会「天狗倶楽部」です。

しかし!
天狗倶楽部がただのパリピな集団だと思ってはいけません!
メンバーはそれぞれ、文武両道を地で行く個性派エリート集団。

その中でも、「いだてん」に主に登場しているのがこちら・・・

  • ●天狗倶楽部を結成した冒険小説家、押川春浪(武井壮)
  • ●日本初のオリンピック選手・三島弥彦(生田斗真)
  • ●天狗倶楽部の頭脳派!鉄道技士・文芸評論家の中沢臨川(近藤公園)
  • ●早稲田大学初代応援団長・通称「ヤジ将軍」吉岡信敬(満島真之介)

このメンバーは皆、この時代の東京では知らない人はいないほどの「スーパースター」でした!

 

◆天狗倶楽部の頭脳派・中沢臨川は中川村出身!◆


中沢臨川(引用:Wikipedia)

「いだてん」の中で、近藤公園さんが演じている中沢臨川(なかざわ りんせん)。

この中沢臨川が、下伊那郡中川村出身なんです!!!

この臨川、天狗倶楽部きっての頭脳派。
天狗倶楽部を結成した押川春浪に次ぐ、ナンバー2とも言われていた人物ですから!

 


向かって左が近藤公園さん演じる中沢臨川です。

 

中沢 臨川は、1878年(明治11年)長野県伊那郡大草村(現在の中川村)で生まれました。

生家である塩沢家は、養命酒の製造元で、地元では名家として知られていました。
海軍大将の塩沢幸一は実弟です。

臨川は旧制松本中学(現・松本深志高等学校)に入学します。
ここで出会った窪田空穂(後に歌人)や吉江喬松(後に作家)に影響を受け、文学に興味を持つようになります。

中学卒業後は、第二高等学校(現・東北大学)に入学し、西洋文学にも興味を持ちます。

1899年(明治32年)、南安曇郡梓村の中沢良作の養嗣子に入ると当時に結婚。
中沢姓となります。

1901年(明治34年)には東京帝国大学工科大学(現・東京大学・工学部)に入学。

大学を卒業した臨川は、東京電気鉄道(都電の前身)や京浜電気鉄道会社(現・京浜急行電鉄)などに就職。

技士として働きながらも、1905年(明治38年)には初の作品集『鬢華集』を出版。
その後も文芸評論や翻訳の活動も続けていきます。

 

◆日本初の陸上競技用グランド建設を牽引◆

明治の終わり、臨川は冒険小説家・押川春浪を慕い天狗倶楽部のメンバーになります。

当時の勤め先だった京浜電鉄が開発を進める羽田の土地で、日本初の本格的な陸上競技用グランドを建設を牽引。

嘉納治五郎(「いだてん」では役所広司)が企画した、ストックホルムオリンピックの予選会に貢献しました。
「いだてん」第1話に登場しましたね。

 

◆文芸評論家としての活動◆

1912年(大正元年)には、『中央公論』で多くの評論を発表するようになります。
1914年(大正3年)から2年間は文芸時評欄を担当しました。

1916年には長野へ帰郷
会社経営をしながら文芸活動を続けます。
この頃、唯一の小説作品「嵐の前」を発表しました。

そして1920年(大正9年)8月9日、咽頭結核により42歳で死去します。

 

◆まとめ◆

臨川が亡くなる6年前、天狗倶楽部のリーダー・押川春浪もまた38歳という若さで亡くなっています。
天狗倶楽部は、このような中心的人物が亡くなると自然に消滅していきます。

しかし、天狗倶楽部が、日本のスポーツ界の礎を築いたのは紛れもない事実です。
そのナンバー2が下伊那郡中川村出身というのは誇らしいことですね。

これからの「いだてん」、中沢臨川にまつわるエピソードも出てきたらいいな~なんて少し期待してみましょう。

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