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宴の締めを依頼されたら?【手締め】の種類(三本締め・一本締め・一丁締め…)と挨拶

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「皆さまお手を拝借!いよ~~~おっ!」
パパパン パパパン パパパンパン!

物事や行事が終わると、労をねぎらい手締め(てじめ)と言われる掛け声で締めくくります。
宴会やお祝いの席ではおなじみの光景ですね。

 

さてこの手締め、
急に指名されてアタフタ!なんていう経験をされた方もいるかもしれません。

手締めにはいくつかの種類があり、指名された人がそのやり方を取り仕切ることになります。

 

この記事では、そんな手締めを慌てずスマートに行うために、やり方や種類、マナーや注意点などをまとめています。

いざというときに困らないように知っておきましょう♪

 

手締めとは?

そもそも手締め(てじめ)とは、いったいなぜ行うのでしょう。

手締めは物事や行事が無事に終わったことを祝い労うときに、威勢の良い掛け声とともに手を打つ日本の風習です。

 

「手打ちによって締める」、これが手締めの語源です。
関西では「手打ち」と表現されます。

一説には、古事記の「国譲り神話」に登場する「手を打つ」という記述がルーツとなっているといわれています。
「手を打つ」は現代用語でも「決着」の意味で使われていますね。

 

手締めはお祭り、式典、商談、株主総会、その他各種宴会など、様々な場面で行われます。

行事を取り仕切った人が無事に行事が終了したことを協力してくれた方々に感謝するという主旨があります。

ちなみに、「いよ~っ!」という掛け声は「祝おう」が訛ったものだと言われています。

 

手締めの種類

手締めのやり方は地域によって異なります。
大きくは江戸締めと大阪締めとに分けられますが、全国的に最も広く行われ基本的な形態となるのが江戸締めです。

江戸締めの中にも、一本締め、三本締め、一丁締め、一つ目上がりなど、いくつかの種類があります。

◆一本締め

  1. 「お手を拝借」
  2. 「いよ~おっ!」
    パパパン パパパン パパパンパン
  3. 「ありがとうございました」
    (拍手)

 

◆三本締め

一本締めを3回繰り返します。

  1. 「お手を拝借」
  2. 「いよ~おっ!」
    パパパン パパパン パパパンパン
  3. 「いよっ!」
    パパパン パパパン パパパンパン
  4. 「もう一丁!」
    パパパン パパパン パパパンパン
  5. 「ありがとうございました」
    (拍手)

 

◆一丁締め

近年若い世代で多く行われるのがこの一丁締めです。
短気な江戸っ子が一本締めをさらに短く略したと言われています。

忘年会や打ち上げなどの軽い宴会は、三本締めや一本締めではなくこの一丁締めが非常に多く行われています。

  1. 「お手を拝借」
  2. 「いよ~おっ!」
    パン!
  3. 「ありがとうございました」
    (拍手をしない)

ちなみにこの「一丁締め」と先ほどの「一本締め」は混同されがちです。
広範囲にわたって「一本締め」が一丁締めと同じ意味で行われているため、「関東一本締め」という別名もあります。

手締めの指名を受けたときは、人によってこのような認識の違いがある可能性も踏まえ、やり方を軽く説明してもいいかもしれません。

 

◆一つ目上がり

最初は一本の指からはじめ、指の本数を増やしながら一本締めを繰り返す一つ目上がりもポピュラーになりつつあります。

徐々に音が大きくなっていくのを愉しみ、末広がりで縁起が良いとされます。

「上り(のぼり)締め」とも言われ、非常に盛り上がります。

  1. 「お手を拝借」
  2. 「いよ~おっ!」
    パパパン パパパン パパパンパン(人差し指のみ)
  3. 「よっ!」
    パパパン パパパン パパパンパン(2本指)
  4. 「よっ!」
    パパパン パパパン パパパンパン(3本指)
  5. 「よっ!」
    パパパン パパパン パパパンパン(4本指)
  6. 「よっ!」
    パパパン パパパン パパパンパン(手全体)
  7. 「ありがとうございました」
    (拍手)

 

覚えておきたい手締めのルール

◆手締めは行事を取り仕切る側が行う

そもそも手締めの主旨は、「行事を取り仕切った人が無事に行事が終了したことを協力してくれた方々に感謝する」というものです。

というわけで、来賓で出席している場合に手締めの音頭を取ることを依頼されたら、断るのが正式なマナーです。

司会者や幹事の方が知らずにお願いしてくるかもしれませんが、その際には「社内の○○さんが適任ではないでしょうか」と、サラリとお断りしましょう^^。

 

◆最後は必ず挨拶で絞める

手締めの最後には必ず「ありがとうございました」という挨拶で絞めましょう。

来賓やお世話になった方たちに向け、心を込めてお礼の言葉を伝えることは、とても良い印象を残し締めくくることができます。

 

手締め前の挨拶例

通常、司会者や幹事から依頼されます。
事前に依頼される場合もあれば、その場で指名される場合もあります。

指名を受け前に出たら、まずは簡単な挨拶をしましょう。

①自己紹介
「只今、ご紹介にあずかりました●●(部署・所属)の○○(名前)と申します」

②起立のお願い
「僭越ながら、締めの音頭をとらせていただきます。
皆さまご起立お願い申し上げます。」

③手締めの種類を伝える
「1本締めで参りたいと思います。
よろしくお願い致します。」
(その会の慣例が決まっていなければ、一丁締め、一つ目上がりなどは軽く説明を加えましょう)

④締めくくりの音頭
「皆様の益々のご発展とご健康を祈念致しまして、一本締めを行います。
ご唱和ください」

「いよ~おっ!」・・・

 

このような流れになります。
もう少し具体的な挨拶を加えたい場合は、皆さんが起立する前に行いましょう。
この場合もあくまでも軽く、長くなり過ぎないようにしましょう。

 

まとめ

手締めは地域によっても異なりますし、会そのものがどういった主旨で行われるかによっても変わります。

冠婚葬祭といったかしこまった席の場合もあるでしょうし、会社の忘年会や歓送迎会など軽めなもの。
親しい人だけで集まる場合もあれば来賓を丁寧にもてなす場合もあります。

それぞれの席に応じて、手締めのやり方も変わってくるでしょう。

例えば、

  • かしこまった席では「三本締め」「一本締め」
  • 軽めの席では「一丁締め」「一つ目上がり」など・・・

 

どちらにしても、手締めは会を締めくくる大切なものです。
いざ指名を受けた時に慌てないように知っておくと安心ですね。

そして心を込めて挨拶をし、威勢よく音頭を取りましょう!
列席者が笑顔で三々五々散っていけば成功!といったところでしょうか^^

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