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2月(如月)の祝日・行事・歳時記カレンダー

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2月を「如月(きさらぎ)」といいます。

一年のうちでいちばん寒さが厳しい時期ですね。
もともとは「きさらぎ」は「衣更着」(寒さのため着物を更に着重ねる)と書いたという説があるくらいです。

とはいえ暦の上で2月4日は「立春」。
寒さは厳しいですが、日増しに日が長くなり春の到来が感じられる季節でもあります。

この記事では2月(如月)の祝日・月事・歳時記をまとめています。

 

2月(如月)の行事・歳時記

◆2月最初の午の日「初午」

初午(はつうま)は、2月最初の午の日に行われる稲荷社の祭日です。
この日各地の稲荷神社では、赤い幟(のぼり)が立てられ、お神酒や狐の好物とされる油揚げを供えて豊作や商売繁盛を祈願します。

2020年の初午は、2月9日(日)です。

 

◆2月3日頃「節分」

節分は旧暦で1年の最初の日とされた「立春」の前日です。

炒った豆をまくことで、鬼(邪気や厄)を追い払います。
これは平安時代、季節の変わり目にやってくるとされていた鬼を祓う「追儺(ついな)」と呼ばれた儀式に由来しています。

 

前日の夜に神棚に供えられた豆を「福豆」と呼びます。
もともとは豆をまくのは年男か厄年の男性、もしくは一家の主でしたが、現在では家族の行事として全員で豆をまくようになりましたね。

鬼が入ってこないように外に向かって「鬼は外」、福が入ってくるように家の中に「福は内」と唱えながらまくのが一般的です。まきおわったら招いた福が逃げないように戸や窓を閉め、まいた豆を年齢の数だけ食べます。

 

また、今では全国的広まりつつある恵方巻を食べる習慣。
節分の夜、恵方(その年によって決められらた幸運の方角)を向き、願い事をしながら太巻き寿司を丸かじりすると一年中元気に過ごせるという大阪地方から始まったイベントです。

巻き寿司は「福を巻き込む」、丸ごと食べるのは「包丁で縁を切らない」という意味が込められています。

 

◆2月4日頃「立春」

太陽暦を使用していた時代、日付と季節を一致させるために考案された二十四節気。
一年を24に分け、その区切りに名前を付けたもので、現在は季節の節目を表す言葉となっています。

「立春(りっしゅん)」は、そのいちばん初めの節です。
八十八夜、二百十日などはこの日から数えます。

 

◆2月8日「事始め」「針供養」

かつては12月8日とともに、仕事を休んで家にこもらなければならない「物忌み」の日とされていました。

「事」とは、地域によって異なり正月とも農業のことだともいわれています。
正月とする地域では12月8日を「正月事始め」、この日を「事納め」としています。

 

「針供養」は、針仕事を行わず、針に感謝し供養するとともに、針仕事の上達を祈るというものです。昔は針仕事が女性の重要な仕事でした。

使えなくなった針を集めて、豆腐、こんにゃく、餅、大根など、柔らかいものに刺して神棚に供えたり、川や海に流す行事です。
現在でも服飾関係の学校などでは行事として残されているところもあります。

 

◆2月11日「建国記念の日」

もとは日本の初代天皇とされる神武(じんむ)天皇が即位した日として定められました。

昭和41年に「建国をしのび、国を愛する心を養う日」として制定、翌年から実施されました。

 

◆2月17日頃「祈年祭」

「としごいのまつり」とも呼ばれ、全国の神社で行われる春祭りです。
その年の豊作、国家平安を祈願する、奈良・平安時代から行われる重要な神事です。

17日には、宮中や伊勢神宮でも行われます。

 

◆2月23日「天皇誕生日」

国民の祝日に関する法律(祝日法第178号)第2条によれば、天皇誕生日は、天皇の誕生日を祝う趣旨として定められています。

2019年(令和元年)5月1日より在位中の第126代天皇徳仁(今上天皇)が即位され、2020年2月23日が天皇誕生日として国民の祝日となります。

 

◆2月29日「閏年」

365日で地球が太陽の周りを1周するとされるグレゴリオ暦。
ところが実際は365.24日ですので、4年で約1日の誤差が生じます。

これを修正するため4年に一度、閏年(うるうどし)を設けています。
2020年は閏年になります。

 

2月中に準備すること

 

◆雛人形の準備

雛人形の飾りつけは、決まりはないものの、余裕をもって立春から遅くとも1週間以内に済ませるのが良いとされています。
正月飾り同様、前日に急いで飾るのは「一夜飾り」といって縁起が良くないと言われています。

 

◆2月14日「バレンタインデー」

日本では、女性が想いを寄せる男性にチョコレートを贈って愛の告白をする日とされてきました。
その後、職場の上司や同僚、同級生などに向けた「義理チョコ」、また現在では、同性の友達同士で「友チョコ」を贈り合って楽しむ若者が多くみられるようになりました。

【関連記事】
☞バレンタインデーの由来と日本のバレンタインデーの起源

 

まとめ

暖冬とはいっても朝晩は冷え込むこの季節。
暖かい春を待ち遠しく感じます。

しかし暦の上では春!
梅の花も咲き始め、立春を過ぎると日が長くなりはじめ春はもうすぐ。

季節の変わり目、体調を崩しやすい季節でもありますので、気持ちを引き締めて過ごしたいものですね。

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